そぞろ歩きが楽しめるおすすめ「温泉街」

関西地方の温泉地

 

 

さて次は関西です。まずは.城崎温泉(兵庫)です。ココは外せません。平安時代から親しまれているという城崎温泉は、何と1300年以上の歴史があるわけです。浴衣でカランコロンとそぞろ歩きをすると言えば、これほどピッタリな場所はありません。実際に「温泉地でそぞろ歩き」とネット検索すると、上位に挙がっています。

 

 

志賀直哉の小説の舞台でも知られる城崎温泉は、町の中心を流れる川と太鼓橋、川の両側でゆらめく柳が風情を醸し出しています。外湯めぐり発祥の地でもあり、それぞれに個性が異なる7つの外湯を巡る「七湯めぐり」は大人気を集めています。

 

 

桃山様式の歌舞伎座を連想させる建物の「一の湯」、京都御所を思わせる「御所の湯」など、外湯めぐりは最高です。泉質は、ナトリウム、カルシウム-塩化物温泉で、保温保湿効果が期待出来る湯です。城崎温泉の近くにある津居山港で水揚げされる松葉かにも大変人気があります。

 

 

有馬温泉も兵庫です。大阪から約1時間、神戸の中心街からなら約30分という便利な場所にある温泉ですが、日本三古湯の1つに数えられています。狭い坂道が入り組んでいて、風情たっぷりのまさに関西の奥座敷です。

 

 

温泉は、鉄分と塩分を含んだ褐色の「金泉」と、透明でミネラルなどを多く含んだ「銀泉」が楽しめます。

 

 

有馬温泉で目をひくのは赤い欄干の「ねね橋」、温泉街入口にも夜のライトアップが幻想的な「太閤橋」があります。土産屋さんも多く並び、有馬温泉名物の炭酸せんべい、有馬サイダーは有名です。温泉客に人気がある金泉の前にあるパンド坊の「山椒パン」も是非食べてみてください。