そぞろ歩きが楽しめるおすすめ「温泉街」

関東、東北地方の温泉地

 

 

「そぞろ歩き」とは、気の向くままぶらぶら歩き回る、特に目的もなく歩くという意味なのですが、それこそ温泉街の散策、雰囲気を楽しむというにはピッタリの言葉です。温泉情緒もありますし、温泉に来たぞという実感も沸いてきますよね。

 

 

ということでそぞろ歩きしたくなるような情緒あふれる温泉街を紹介していきましょう。まずは群馬の草津温泉です。日本の風情ある温泉街の代表とされるのが草津温泉です。毎分4,000リットルもの温泉が噴き出す「湯畑」は有名で「草津温泉」のシンボルにもなっています。この湯畑を中心にして旅館やお土産店、カフェなどが並んでいます。

 

 

瓦を敷き詰めた情緒ある通りもそぞろ歩きにはピッタリでしょう。18の共同浴場と、500平方メートルの広さの「西の河原露天風呂」。湯畑の脇には檜づくりの東屋をかたどった足湯もあります。

 

 

源泉は主に2つで、基本的には酸性泉、源泉の場所によっては硫黄泉です。昔ながらの喫茶店「「珈琲専科・綾」では、サイフォンを使った本格的なコーヒーを楽しめます。

 

 

伊香保温泉も群馬です。石段の両側に旅館、お土産店、饅頭屋、遊技場、飲食店が並んでいて、温泉街の風情が漂う街の散策が楽しめます。広場や温泉水が流れる「湯滝」も設けられていて、まさに温泉街らしい風景です。

 

 

四万温泉も群馬ですが、この温泉の名前は、「四万の病を癒す霊泉」という伝説に由来されているそうです。群馬県の文化財に指定されている積善館が有名です。寸志で入浴が可能な露天風呂や共同湯は4軒あります。目抜き通りにはお土産物屋、焼きまんじゅうの店、昔ながらの酒屋などが並んでいます。

 

 

東北地方では山形の銀山温泉がお勧めです。大正ロマンの風情が薫る温泉街でこじんまりとした街ですが、レトロな3階、4階建ての木造旅館が、ガス灯で幻想的に浮かび上がる姿が非常に魅力的です。